50代で医療事務をしながら副業サイトを運営している私の視点から
「グラムハック」を見ていきます。
かつてノウハウコレクターとして失敗した経験があるからこそ
今回は数字と仕組みを軸に冷静に判断しました。
案件の全体像
グラムハックは以前「インスタアカデミー」と呼ばれていた講座で、
LINE登録 → 無料勉強会 → 有料案内という流れになっています 。
名称は変わりましたが、導線の仕組み自体は変わっていません。
料金と回収条件

受講料は半年で約99万円と高額です 。
6か月で回収を目標にするなら、
毎月16万5千円以上の利益を確実に出す必要があります。
この数字を現実的に達成できるかを、受講前に自分で逆算してみることが大切です。
無料勉強会の実態
無料勉強会はZoom形式で行われ、複数人が参加する形です。
モチベーションを高める内容が中心で、
収益モデルや再現性の根拠といった数字情報は
ほとんど公開されていないとの指摘があります 。
事業者情報の確認
特商法の表記では
大阪市中央区にある株式会社OPT INが運営と記載されています 。
登記自体は確認できますが、電話番号が携帯のみ、事業の公式サイトが存在しない点は注意すべき材料です。
口コミの傾向

ネット上の声では
「内容はあるが費用が高すぎる」「必ず稼げるわけではない」
といった意見が目立ちます 。
成功体験を数値で示した具体的な実例はほとんど見当たらず、
情報の裏付けは弱い印象です。
見極めるためのチェックリスト
- 収益の式が分解されているか(売上、単価、受注率、コスト)
- キャッシュフローが現実的か(支払いと入金のタイミング)
- 再現性を証明する具体的な数値や実例があるか
この3つのどれかが欠ける案件は、参加を見送る方が無難です。
まとめ
グラムハックはSNSの影響力ある人物が運営している点で魅力がありますが、
料金に対するリターンや再現性は不透明です。
ノウハウコレクターとして失敗した経験から言えるのは、
数字を検算し、回収の見込みを自分で確認してから動くべきということです。
焦らず、自分の状況に合う形で小さく始めるのが堅実だと思います。